4月から育休明けで職場復帰、専業主婦から再就職されるというママさんも多いのではないでしょうか?今日はワーママを5年以上経験した私が試行錯誤を繰り返した料理に関する時短術を失敗談も含めお話したいと思います。
前提として、育休復帰前の私の料理に対するモチベーションは、こんな感じでした。
- 料理は得意じゃないし好きでもない
- 仕事から帰ってきて、極力料理に時間も脳のリソースも取られたくない
- なるべく夕飯は手作りしたい
- たまにはお惣菜とか冷食もOK
早朝に夕飯を作る@4時半起き
1人目の育休復帰時(時短勤務)にまず試したのが、早朝に起きて出勤前に夕飯まで作ってしまうという作戦でした。
この頃は毎日お弁当が必要な所に通っていたので、起きたらお弁当と夕飯の準備をしながら、子供が起きてきたら朝食の準備をしていました。
もちろんその合間に洗濯もします。
我ながらこの頃はよく頑張っていたと思います・・・。
しばらくはこの方法でうまく回っていたのですが、この方法だと煮物や煮込み料理ばかりになるんですよね。
しかも元々朝が強いタイプじゃなかったので、徐々に疲れが溜まり、少しずつ起きる時間が遅くなり、あえなくこの方法は失敗に終わりました。
早朝に夕飯を作るメリット
- 帰ってきたらご飯は温めるだけで出来上がり
- 料理でキッチンに立つ時間は朝だけで最小限の時間に抑えられる
早朝に夕飯を作るデメリット
- 作れるメニューが煮物or煮込み料理に偏る
- 朝起きるのが大変(特に冬
)
向いている人
- 朝型の人や朝活頑張りたいと思っている人
- メニューが偏っても気にならない人
- ホットクックなどの調理家電を駆使できる人
ミールキットを活用する
次に試したのがミールキットでした。
当時は、生協で毎週注文していたので、そこにあったミールキットを利用しました。
野菜もすでにカットされていて、炒めるだけで料理完了という点は、思考力を持っていかれずとても重宝しました。
ただこちらもメニューが限定されてしまうので、平日5日間毎日ミールキットとはいかなかったこと、どうしてもコストは割高になってしまうことなどから、徐々に利用回数は減り、たまに楽できるカードの1つとして利用する程度になりました。
ミールキットのメリット
- メニュー決めや買い物も含め料理にかかる時間を大幅に軽減できる
- 野菜を使いきれず腐らせてしまうといった状況を回避できる
- 栄養バランスのとれたおかずを食べられる
ミールキットのデメリット
- メニューが限定される
- コストが割高
- 3人以上の家庭の場合は、量が少なく足りないこともある
向いている人
- 買い物の手間を省きたい人
- 献立をたてる負担を軽減したい人
- 料理が苦手な人
家事代行サービスを利用する
フルタイムに戻し、仕事も忙しくなってきて、ますます料理に時間をかけたくない気持ちが強くなってきた頃、最終手段として利用を始めたのが家事代行サービスでした。
それまでは、他人に家に入られることに抵抗があり、家事代行だけは無理だと思っていました。
(家も掃除が行き届いておらず人を呼べる状態じゃないですし…)
ただ、在宅勤務の日が週に何度かあったので、自分も家に居る時に料理を作ってもらうのであれば良いかも、と思い始め、わが家の場合はキッズラインで来ていただける方を探しました。
実際に作りに来てもらうまでのステップがちょっと多いんですよね。。
- 顔合わせという名の面談のために家に来てもらって、こちらの主な希望(来てもらう日程や作ってほしい品数やメニューの好み等)を擦り合わせする
- チャットで実際作ってもらうメニューの希望を出す
(わが家は大体10品作ってもらっていましたが、10品全部リクエストではなく3,4品絶対作ってほしいものをお伝えしてそれ以外はサポーターの方にメニューも考えてもらっていました) - メニュー10品の案を送ってもらう
- 確認し必要に応じて修正を依頼する
- メニューが確定したら、買い出しリストが送られてくる
- 週末買い出しリスト通りに食材を準備する
- 当日、来てもらって実際に料理を作ってもらう(3時間)
とはいえ、自分で作るには面倒だったり時間がかかるメニュー(春巻きやラザニアなど)を作ってもらえるし、希望の量を作ってもらえる点はすごく良かったです。
ただ、だんだんこの作ってもらうまでのやり取りすら苦痛に感じてきてしまい、1年ほど継続した後やめてしまいました。
家事代行サービスのメリット
- 自分たちの希望の品を作ってもらえる
- 平日の料理時間はほぼゼロ!温めるだけで即夕飯ができる
- 完全手作りの品を毎日食べられる
家事代行サービスのデメリット
- 実際に作ってもらうまでのやりとりが多い
- コストがかかる
- 味の好みが合わない人だと厳しい
(わが家は何人か人を変えて試させてもらいました)
向いている人
- 家に人を入れることに抵抗のない人
- サポーターの方とのやりとりを苦に感じない人
- 多少コストがかかっても完全手作りのものを毎日たっぷり食べたい人
週末に平日5日分を作り置きする
いろいろ試した末に最後に行き着いたのが、結局自分で作るという作戦。
全然、時短になっていませんね…
ただ、平日はどうしても料理にリソースを使いたくなかったので、日曜日に平日5日分のおかず10品を作り置きする方法に落ち着きました。
所要時間は大体3時間!
やっている時は本当に苦痛なんですけど、平日になると「日曜日の私、グッジョブ!」と心の底から思えるんですよ(笑)
主婦歴も長くなってきて、手抜きできるようになったこともあり、私の場合は
人様に頼む労力<休日の数時間だなと結論が出ました。
週末に平日5日分を作り置きするメリット
- 自分の好きなメニューを作れる
- 平日の料理時間はほぼゼロ!温めるだけで即夕飯ができる
- 全て自己完結できる
(誰かとやりとりすることも、注文するための思考力を使うこともなし) - プラスαのコストがかからない
週末に平日5日分を作り置きするデメリット
- 貴重な休日の3時間が奪われる
- 人気のないおかずは余りがち
向いている人
- 平日の自分のために休日頑張れる人
- 料理を作っている間、子ども達を見ていてくれる人がいる人
まとめ
いかがでしたでしょうか?
試行錯誤の末、私の場合は自分で作るところに落ち着きましたが、きっと皆さんそれぞれ自分に合った方法があるかと思います。
家事代行などは実際に仕事が始まってからだと調整を負担に感じるかもしれないので、慣らし保育中にお試ししてみると良いかもしれません。